開湯三百余年、八幡平国立公園の只中に位置し、天然の地熱と湧き出る湯により四季を通じて湯煙に包まれる一軒宿です
この句は、 ” 心身の不調から馬の背に揺られて来た人も、しばし湯に浸かり療養すれば、帰りは足駄(高下駄)を履いて山道を下るほど平癒する ” 様を詠んだもので、古くから諸病に効能のある湯として言い伝えられてきました。
時代は変われど、その湯は今も変わらず湧き続けています。
湧きたつ七つの温泉浴
当館の『後生掛大浴場』には、木箱から首だけ出して温まる名物「箱蒸し風呂」や全身温湿布作用と美肌効果の「泥風呂」、噴き出す気泡を心地良い「火山風呂」、自然の蒸気を利用した「蒸気サウナ」など、七種類のご入浴方法がございます。ゆっくりと心ゆくまで温泉をお愉しみください。
また、旅館宿泊者専用のシャワー設備を備えた小浴場『ぶなの湯』もございます。
いずれも源泉かけ流し(温度調節の為の加水のみ)。激しく噴湯する源泉オナメモトメは後生掛自然研究路からもご覧頂けます。
後生掛温泉 ”旅館”
当館では『旅館』と『湯治部』2つの宿泊スタイルがございます。
『旅館』は全23室。6畳~最大15畳の和室、ツインベッド+畳の和洋室、お一人様向けのシングルルームなど多様な部屋タイプと、旬の食材を使用したお料理、国立公園の大自然に只中にありながら市中のお宿のように快適にご滞在頂けますよう、アメニティ類やフリーWiFiなども完備し皆様をお迎えさせて頂いております。
後生掛温泉 ”湯治部”
『湯治部』の特徴は何と言っても地熱で床を温めたオンドル宿舎にあります。付近一帯は後生掛自然研究路としても見学頂けるとおり非常に火山活動が活発な地域で、その天然の地熱・蒸気を美容や健康増進、合わせて冬季の暖房にも利用しようという、人と地球にやさしいエコな施設です。
湯治棟は自炊が基本となりますが、ご宿泊は一泊より可能です。長期療養から心身リフレッシュの為のプチ湯治、登山やスキーなどのアクティビティの拠点など、お客様のご都合に合わせてご利用ください。